駆動!Drivetrain: Volvo S60 T8 Polestar Engineered

Volvo S60 T8 Polestar Engineered という車があります。
エンジンとモーターを合わせて1つの動力源にしたかのようなTwinEngineと呼ぶドライブトレインは、かなり精密にまた複雑に制御されている。

このTwinEngine機構のそれぞれを見てみると、凄い仕掛けが「てんこ盛り」である。
まずは、前輪を駆動するエンジン部分、この塊部分にはDOHC2000cc直4エンジンにスーパーチャージャーとターボチャージャーが組み込まれている、さらにスターター機能と充電機能の役割のモーターがシャフト直付けで存在する。もうこの部分だけで “燃+電” の新しい動力源である、実際にHybrid走行してみると、動き出しは後輪の電気モーターでスタートし、途中で燃料エンジンに切り替わる時は かなり注意しないとわからない、たぶん、このシャフト直付けモーターのおかげだろう、後輪モーター走行時に前輪スターターが一瞬駆動モータのように振る舞ってエンジンが起動する、当然、前後トルクと回転は自動制御されている、ということだと思われる。

Inline4-DOHC2000cc + Turbo + Superchager + Motor-Directly attached to the shaft

車両センター部分にはリチウムイオンバッテリー(11.9kWh 350V, 満充電距離=48km)が載っている。前輪と後輪の間に動力伝達シャフトは存在しない、しかし、電子制御によるAWD(e-AWD)で4輪駆動の仕組みを持っている。

後輪は、モーターで駆動される。このモーターだけで街中の信号停止からのスタートは必要十分な加速である、もしエンジンも起動するようなダッシュ加速であれば、それはシグナルレースみたいな飛び出し…だろう。このモーターは回生ブレーキとして充電にも利用される、この回生ブレーキとディスクブレーキとの協調は違和感なく、これもメーターを見なければ境目(強い踏力だとブレーキのみに変化)に気づかない。

Rear Motor

この統合されたドライブトレインからのパワーは、日本製トランスミッション8速ATによりタイヤに伝達される、タイヤは軽量な鍛造アルミホイールに装着され優秀なサスペンション(Ohlins)に支えられ、強力な制動力がゴールド塗装ブレーキ(Brenbo)に存在する。

この複雑な機構のドライブトレインからの出力パターンをドライバーが選べる「ドライブモード(Drive Mode)」というのがあり、シンプルに走行を楽しむ/用途で切り替えることができる。この車の構造の中身を知ると、いかに複雑なシステムを 簡単な操作に仕上げているか分かる。

不明 のアバター

投稿者: DaisyMind

I would like to stay in a mind with Curiosity, forever long.

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