
かなりお気に入りのオーディオ環境が出来上がった. 機材・パーツを試行錯誤の末、開放型ヘッドホンと真空管ヘッドアンプと1ビット抵抗ラダー型DACで痺れるようなサウンド環境となった.
【メインの機材構成】
★ヘッドホン:AKG K712 pro ※広い音場と高い解像度の開放型ヘッドホン
★アンプ:Fosi Audio GR70 ※真空管4本構成のヘッドホンアンプ
★DAC:Cayin RU7 ※Discrete構造やAll to DSD処理で濃密な音の異色DAC
【どんな音(音楽)が聴こえてくるのか?】
とにかく広い音場で楽器やボーカルの位置がわかる感じで、高音はクリアに響き渡り 低音は温もりと量感がある. 背景音はノイズなく無音.
開放型ヘッドホンで空間的な広がりを感じてライブハウスやスタジオの中に居る感覚、真空管アンプで厚みのある低音・艶のあるボーカル・倍音による響き、特徴的構造のDACで解像度が高くクリアで繊細な楽器音の再現・綺麗な高音の響きと消えてゆく残響音・反響音.
昔よく聴いていたお気に入りの曲はさらに大好きになり、現代録音の新譜は驚きの臨場感でシビれる音が聴こえてくる.
CD音源, Hi-Res音源, すべての音源が とても素敵な響きの音楽に変化した.
【構成機材の詳細情報】
| 製品名・パーツ | 価格帯 | |
| ヘッドホン | AKG K712 pro *1 | ¥3800〜45000 |
| ヘッドホンケーブル | AKG C200 (onso製) *2 | ¥7000〜10000(中古) |
| ヘッドホンアンプ | Fosi Audio GR70 *3 真空管:各2本 GE JAN 5654W, RCA JAN CRC 6AC7 VT-112 ※Imp.SwitchはHI *4 K712は鳴らしにくい | ¥28000〜34000 真空管交換: 2本ペア¥3000前後 |
| 電源ノイズフィルター | FX AUDIO Petit Susie *5 | ¥2000〜3000 |
| 3.5mm to RCAケーブル | onso stct_02_33r *6 | ¥4600〜5000 |
| DAC | Cayin RU7 *7 | ¥40000〜45000 |
| DACとPC接続ケーブル | ddhifi TC09S *8 | ¥6000〜14000 |
| Mac(PC)側の再生アプリ | Audirvana Origin *9 | ¥24980 |
【おそらく多くの人が気になるコト >ハイレゾの再生周波数と再生スペック】
実は、実際に出てくる音を聴くまでは、機材スペックとハイレゾ再生で とても気になることがあった. よく聴く音源はFLACやDSDで、DACやヘッドホンはハイレゾ品質なのだが、真空管アンプ出力は20KHzで減衰するし入力はDACの4.4mmバランスからでは無く3.5mmアンバランスである.
しかし全く問題なかった! 高性能DACで精緻にアナログ化された音データは真空管アンプへ入力され、真空管的な音の艶と厚みや倍音を付加されて、優秀なオープンエアーヘッドホンから素晴らしい音になって出てきた. 何も損なわれていない上に臨場感や透明感が増加している音、むしろ 別に持っているバランス接続ヘッドホンをDAC直接続で聴くよりも数段上の音だった. バランスケーブルの恩恵も この機材構成とケーブル1-2m程度では僅かな変化に留まりそうである.
過去にスペックに囚われてた時は 耳に聞こえなくても40KHz以上の波形が再生されないと良い音にならないのでは!?と思ってた、音データに欠損が無いことは重要だけど 可聴域でどれだけ整った波形に出来るか…という話だと悟った.
【この環境で聴くとシビれるハイレゾ音源(一例)】 Good録音&Good演奏
・Feel Like Making LIVE!, Bob James →HPL Binaural版がお勧め
→from QOBUZ for Jazz派
・Jazz at the Pawnshop →20世紀最高とされるジャズライブ録音の名盤
→from QOBUZ for SwingJazz派
・A Twist Of Rit, Lee Ritenour →楽器の分解能が高くクリアでタイト
→from QOBUZ for Jazz/Fusion派
・Laidback2018, 井筒香奈江 →息遣いまで分かる透き通って上手すぎる歌声
→from QOBUZ for Vocal派
・Guitar is Beautiful KW45, 渡辺香津美 →ギターの音が響き渡る3次元空間
→from QOBUZ for Jazz/Acoustic派
・TO CHI KA, 渡辺香津美 →間違いなくFusionの名盤 現在でも最高の音と演奏
→from QOBUZ for Fusion派
———- Footnote ———-
*1 K712はシングルエンド(アンバランス)のXLRケーブルなので最初は無理やりバランス化を考えたがやめた(現状構成では不要だと考える)
*2 K712でベストなリケーブルとされたC200は既に製造終了なので中古で入手、代替としては同じ製造元の’onso hpcs_03_ub3x’がある(音質は若干違う)
*3 真空管を製品デフォルトから交換すると想像以上に音質が変化す
*4 注)GR70の個体によってswitchのHI-Z/LO-Zが逆になっている場合あり
*5 ACアダプタも低ノイズ製品に交換+ノイズフィルターで背景ノイズ低減に効果大
*6 短い距離だが信号劣化を最小に考えて高品質ケーブルを選択
*7 特徴的な仕組みのDAC,そのままヘッドホン直接続でも良いレベルだが あえてD/Aコンバータとして利用, 結果的に真空管アンプとの相性がGood
*8 USB信号はデジタルで劣化は無いのだが,このケーブルは電源からのノイズとUSB高周波の悪影響を防ぐために電源線と信号線を物理的に分離している
*9 ハイレゾ音源を高精度に再生・DACへのデータ伝送調整・Network再生・音源ライブラリ管理などPCを高性能ミュージックPlayerにするアプリ
