剛柔!Damper: volvo S60 T8 Polestar Engineered

Volvo S60 T8 Polestar Engineered と言う車がある。
日常的な足としての快適性があり、さらにスポーツ走行の楽しさも持っている。
全自動メカニズムでの走行は面白い、しかしマニアックなマニュアルな仕掛けはさらに面白い。

幅広扁平タイヤを履いてはいるが、普段使いでも快適なセッティングがある。剛性の高いシャーシ&タワーバーにしなやかなOhlins製ダンパーの組み合わせは、カチッとしてるが柔軟に段差吸収する気持ち良い乗り心地である。
さらに硬めなセッティングにすればハードなスポーツ走行が楽しめるというマニアックな(欲張りな)車である。

OhlinsサスペンションのDumperセッティングは以下
(Volvo公式情報は見つからなかったが多くの試乗記に記載があるので確かだろう)
・工場出荷: 前6 /後9
・Perform: 前2 /後4
・Comfort: 前12/後15
※上記数字は、Ohlinsダンパー上部のノブ(イエローゴールド)を、最も硬めに閉めた位置、から緩めるクリック数である :クリック=ノブを回すとカチッと止まる位置

実は、日本での納車時は、Comfort: 前12/後15 となっている様子で、このセッティングは街中でも使える硬さである。ただし、路面のあまりよろしくない舗装路やマンホール段差、高速道路の継ぎ目凹凸などは「コン コン..」という突いてる感じがお尻に来る。不快ではないが高速を長時間乗っていると少し気になる。
そこで、普段使いとして、前15/後18というセッティングで現在は走っている。これがなかなか良い感触である。カチッという感覚は残してて、でも段差は過剰には拾わない、という感じ。

いずれ、峠を攻めるとかサーキット走行とかでは Perform:前2 /後4 を試す予定。
(後輪のセッティングはジャッキアップ必要:ノブに手が届かない…XC60 Polestar Engineeredなら そのままOKなのだが)
そういえば、PerformセッティングでDriveModeを”Polestar Engineered”にすると、テールがドリフトするらしい(わずかだけどESCが解除されるという話)

この足回りを含め、この車を駆動するドライブトレイン(Twin Engine)が仕掛け的に凄くて、先端テクノロジー車を簡単に操れる(操った気分になれる)のは面白い。

空飛ぶカメラ:GoPro Karma(空撮ドローン)

GoPro Karma という空撮ドローンがあります。
あのカメラメーカーGoPro製のドローンです、GoPro HERO5(またはHERO6)を装備した空飛ぶカメラ(空撮オプション付きGoProというコンセプト)、残念ながらコンシューマ向けドローン市場で苦戦し、販売は終了し、継続していません。(2018年撤退)

販売終了したとはいえ、空撮カメラとしての性能とデザイン性はかなり良い。カメラ自体がGoProなので撮影性能は他ドローンと比較しても文句なし、というか優れている(わざわざGoProを取り付けるドローンもあるくらいなので)、また障害物検知などは無いものの飛行安定性やモータパワーなども十分な性能である。

まだまだ 新古市場、中古市場には存在するので、「空撮」をメインに考える方にはおすすめドローン(いや、空飛ぶGoPro)である。

おすすめのセッティング/使用感など:
・GoPro設定は4Kモードがおすすめ(特に撮影映像の作品化や商用など考えると4K)、デフォルト設定は4Kではないので、GoPro側とKarma側の起動時設定を変更
・GoProにNDフィルター装着がおすすめ(画質向上:特に晴天時など)※GoPro5用=数千円〜/セット
・Karma自体の飛行安定性とともに電動スタビライザのおかげで撮影映像は空中静止しているような絵が撮れる
・プリセットされた軌跡を自動で飛ぶモードは、旋回撮影やドロニー撮影など簡単便利
・カメラにプロペラなど余計なものは映り込まない、カメラは真下まで向くが 上方向にはわずかしか動かない、ただ上方向があるとしたら設備点検用途だろうか
・GPS受信できていれば非常に安定飛行である、ただしGPS受信感度が低い山の尾根/谷などは避けたほうが無難、GPSなしの操縦はかなり困難である(DJIのようなGPSオフモードなど無い)、GPS電波が反射する場所ではGPS座標が飛び廻りKarmaは暴れ回る・・・
・バッテリーはやはり2個は欲しい:実質飛行=約12分×2
・バッテリ保管時の注意点=Karma本体にバッテリ装着したままGoProも接続したままだとバッテリ消費され、残量がある水準以下になってしまうと使えないバッテリになる(充電できないバッテリ)、また、保護回路のため使わないでしばらくするとバッテリがスリープモードになる(電源ボタンではONにならない)この場合は充電器を接続すると復帰する

とにかく、空撮を楽しむには最適な「空飛ぶカメラ」である

メカ!Mecha: Volvo S60 T8 Polestar Engineered

Volvo S60 T8 Polestar Engineered という車があります。
そこに組み込まれた「仕掛け」は、特に大袈裟な宣伝もなく当たり前のように存在する。使えば分かる、というメッセージなのだろう。

納車以降で発見した自動制御な仕掛け。
(よく知られている衝突回避とか自動追従とか障害物検知とかは除く)


(a)ラジエター前の自動開閉シャッター
(b)コンピュータ(CPU,GPU)冷却ファン
(c)自動灯火制御:Active HighBeam
(d)エキゾーストフラップ:エンジン回転/速度で開閉:エキパイ覗くと見える
他にも まだまだ(パンフレット・マニュアルに書いてない)知らない仕掛けがあると思われる。

また、日常使いの便利な仕掛けも気が利いている。トランク前で足キックすると自動オープンは かなり便利!、トランク内側のボタンを押してから閉めると全てロックかかるとかも便利!(荷物出して車から離れる時)、ただ、このロック指定ボタン、納車時にはディーラーの人たちでさえ ボタンの使い方が分からなかった…ダミーなんじゃない?という話もあった…(V60とかXC60だと電動クローズボタンなのでそう思ってしまう)、これまたマニュアル探しても見つからず、実はボタンを押してから その後に手動でトランクを閉めるとロックする、という仕様はネット検索して初めて分かった。(S60 T8だけの仕様かもしれない)

自動な仕掛けとともに、ちゃん手動の仕掛けも準備されている。自分でセッティングを変えてあれこれ試したい、自分好みにしたい、というマニアックな車である。

灯火!ActiveHighBeam: Volvo S60 T8 Polestar Engineered

Volvo S60 T8 Polestar Engineered という車があります。
コンピュータ仕掛け満載の電脳自動車でもある。カタログ・マニュアルに(ちょっと触れる程度)書かれてはいるけど、体験してみて その凄さが分かる仕掛けである。

Active HighBeam、これは初めて体験すると「おお〜っ!」と声をあげてしまうほど良くできていて、リアルタイムなライトの動きが面白い。

夜間の高速道路など、前方に車がいなければヘッドライトをハイビームにするでしょう、その状態で前方にテールライトが見えたり反対車線の対向車ライトが見えたりすると、ロービームに切り替えますね。
Active HighBeam にしておくと、前方の画像認識から自動でヘッドライト投光状態が変化します。同じような機能でHigh/LowBeamを切り替える仕掛けが他車にも存在しますが…それとは違って、このActive HighBeam では、LEDヘッドライトの内蔵LED単位で制御され、HighBeamで照らしたくない方向(範囲)のみが灯火カット(LowBeam)されます。部分的に凸凹な灯火パターンに自在に変化する、ということ。
この様子は動画で見た方が分かりやすい。

多くの仕掛けが自動制御されていて、そこには先進技術(ICT, Sensor, AI, DeepLearning, …)が詰め込まれている。 技術の中身を知らなくても ワクワクする体験は面白い!

秘密!Air Intake: Volvo S60 T8 Polestar Engineered

Volvo S60 T8 Polestar Engineered という車があります。この車、カタログにもマニュアルにも載ってない「仕掛け」が結構あります。ここでは、その知られてない仕掛けの1つ、Air Intake について。

フロントグリルの奥のラジエター手前にシャッターがある。また、左タイヤ前スリットはダミーでは無く開いてて奥にファンがある。(右側スリットはダミー)

フロントグリルの奥には、普通はラジエターが見えるハズなのだが、車両OFF時やモータ走行時はシャッターが閉まっている(左上の写真)、つまりラジエターはその奥に隠れている。ところがエンジンが始動するとシャッターが空いているのが分かる(右上の写真)このシャッターはエンジンの温度コントロールのために存在するらしく、エンジンの状態によって開閉するらしい。

左タイヤ前スリットの奥には、パソコンの冷却ファンのようなもの、さらに奥には冷却用フィンのようなものが見える。これは、コンピュータ(CPU,GPU)を冷やすためのものらしい。確かに…画像認識(AI/DeepLearning)で人や自転車や対向車ライトなどを識別するために多くの電力消費でかなり発熱しているので、クーリングが必要なのだろう。まぁ、かなりのコンピュータ制御マシンということでもある。